20日午前5時45分ごろ、兵庫県市川町澤の民家で、住人女性(52)が1階の居間付近から火が出ているのを発見。女性から依頼を受けた近隣住民が110番した。
兵庫県警福崎署によると、火は約3時間後に消し止められたが、木造2階建て延べ約250平方メートルがほぼ全焼し、焼け跡から1人の遺体が見つかった。住人の女性は近隣住民に「父が火をつけた」と話したといい、同署が詳しい出火原因を調べている。
女性は夫と80代の父親と3人暮らし。夫は出火当時、仕事で外出しており、父親とは連絡が取れていない。同署は、遺体は父親の可能性があるとみて、身元の確認を進めている。
現場はJR播但線鶴居駅から北約2キロの住宅街。