米IT大手、アップル傘下のオーディオブランド「Beats by Dr. Dre」が発表した新型ワイヤレスイヤホン「Beats Studio Buds +」の透明筐体モデルがキッカケとなり、SNSにスケルトンブームを懐かしむコメントが続々と集まっている。
同製品は2021年8月に発売を開始したブルートゥース接続の完全ワイヤレスイヤホン「Beats Studio Buds」の第2世代モデルで、従来型との比較でアクティブノイズキャンセリングの効果が最大1.6倍、外音取り込みの精度は最大2倍向上した。連続再生時間も本体のみで最大8時間だったものが9時間に延び、バッテリーを内蔵した充電ケースとの併用では24時間から36時間と大幅に延びた。
アップル系ブランドながら、iOSだけでなくAndroidOSへの正式対応も継承。「ドルビーアトモス」をはじめとした空間オーディオ技術で収録されたコンテンツの再生にも対応する。
「ブラック/ゴールド」「アイボリー」「トランスペアレント(透明)」の3色展開で、税込み各2万4800円。6月12日午後4時からアップルの公式オンラインストアで販売されるほか、13日からはアップル直営店や正規販売店でも販売される。
注目が集まっているのは、トランスペアレントのバリエーションで、SNSには「Beatsがスケルトン出したの最高」「超絶かっこいい」「かっちょええ~!」「やだ、かわいい」「見た目だけでもうそそられる」「クリアモデルめっちゃほすぃぃぃ」「これは買いや!」などと盛り上がる声が続々と寄せられている。
特に、アップルの「iMac」をはじめとしたPCやゲーム機などの電子機器、カセットテープ、MDなどのメディアに多く採用され、1990年代後期からの2000年代初頭にかけてブームとなったスケルトンカラーのガジェット類を連想するユーザーが目立ち、「ゲームボーイ世代に直撃!」「クリアのPHSやポケベルや64やポケステにたまごっち…うぅぅ」「未だに、スケルトンカラーを見るとこみ上げるものがある」「なんかエモいわぁ」と懐かしむコメントが相次いで書き込まれた。