大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手(28)は17日(日本時間18日)、敵地でのオリオールズ戦に「3番・DH」で先発出場。2戦ぶり10号に期待がかかる。
この日、大谷はフィールドでキャッチボールなどを行わず、室内で調整。試合開始約15分前の、現地時間午後6時20分にフィールドに出てダッシュなどで試合に備えた。
国歌斉唱後にベンチに下がる時にはチームメイトのフィリップスやフィールドにいたオリオールズの地元警察官らに笑顔でハイタッチ。さらにエンゼルスの一塁コーチで、WBCでメキシコ代表監督も務めたベンジー・ギルコーチのところへ向かうと、コーチと一緒にテキーラショットを飲んでレモンをかじるジェスチャーで気合を入れた。
ギルコーチによると、大谷からコーチの出身地メキシコの好きな物で試合前挨拶を作ろうと声をけられたと明かし「ショウヘイからタコスはどうだと提案してくれたけど、色々話していてテキーラにしようとなった。気に入っている」と笑顔で話した。
大谷は今季これまでもモニアクとお辞儀から両手を頭の上にかざすミッキーマウス風の挨拶や、テイムズ打撃コーチから背中を叩いてもらい気合を注入されるなど、いろいろな試合前挨拶を行いチームのムードメーカーとなっている。