【ボルティモア(米メリーランド州)16日(日本時間17日)=竹濱江利子】米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手(28)が敵地オリオールズ戦に「3番・DH」でフル出場し、4打数無安打1三振で打率は・296。チームは3―7で敗れた。
前日は投手で5勝目を挙げ、打者では今季初の4安打とリアル二刀流でフル回転した大谷だったが、2戦連続での本塁打とはならず4試合ぶりの無安打に終わった。
凝りを感じていた首の状態については試合前にネビン監督と確認。問題ないと判断し試合に臨んだ。次回先発にも支障はないと予想され、ローテーション通り行けば中5日で21日(同22日)の本拠地ツインズ戦となる。
チームは先発シルセスが4回途中を4失点と粘れず。救援もオ軍打線相手に立て直せなかった。最近3シリーズでは初戦は全て勝ちながら2戦目以降負けるパターンが続くなど勢いに乗り切れず。ここ10試合は3勝7敗で貯金は「1」になった。ネビン監督は「2試合続けて良い戦いはしたが、相手はとても良いチーム。打線が上手く組み立てられて、救援も手強かった」と淡々と語った。