オリオールズ5―9エンゼルス(15日、ボルティモア)エンゼルスの大谷翔平投手(28)は「3番・投手兼DH」で先発し、7回4安打5失点。今季5勝目(1敗)を挙げた。打者では勝ち越しの9号3ランを含む今季初の1試合4安打をマーク。勝利と本塁打を同時に記録するのは昨年8月9日のアスレチックス戦以来で、メジャー4度目だった。
❶大谷が今季9号3ラン。敵地オリオールパークでは2021年8月26日、22年7月8日に放って以来3本目。飛距離456フィート(約139メートル)は映像解析「スタットキャスト」が導入された15年以降、投手が放った本塁打としては史上2番目。最長は17年にロッキーズのジョン・グレイ(現レンジャーズ)が記録した467フィート(約142・3メートル)。大谷の自己最長本塁打は21年6月8日に放った470フィート(約143メートル)。
❷大谷は五回にメジャー通算400投球回に達し、デビューから400イニングで500三振以上を奪った史上4人目の投手となった。試合終了時点で通算402回2/3、512奪三振。
❸大谷は3本の本塁打を喫した。1試合に複数本塁打を浴びるのは今季3度目。昨季の3度に早くも達した。