大相撲夏場所3日目(16日、両国国技館)初の「大関とり」に挑む関脇霧馬山(27)は阿炎(29)に引き落とされ初黒星を喫した。阿炎のもろ手突きをこらえて前に出たが、タイミングよく引かれると土俵にバタリと手をついた。
「最後にもう一歩、足が出なかった」と反省。それでも「直近3場所を三役で33勝以上」とされる大関昇進の目安までは残り12日間で8勝。「まだ先は長い。これからも自分の相撲を取っていきます」と気持ちの切り替えを強調した。