16日午前の東京株式市場で、日経平均株価は前日終値からの上げ幅が一時200円を超え、取引時間中として約1年半ぶりの高値となった。東証株価指数(TOPIX)は一時、平成2(1990)年8月以来、約33年ぶりの高値水準を付けた。
午前10時現在の日経平均株価は前日終値比235円88銭高の2万9862円22銭。TOPIXは8・66ポイント高の2123・51。
多くの企業が令和5年3月期決算発表に合わせて株主への利益還元策を公表したのが好感され、買いが広がった。