世界最高峰のエンターテインメント集団シルク・ドゥ・ソレイユの「ダイハツ アレグリア-新たなる光-」大阪公演(7月14日~10月10日、会場=森ノ宮ビッグトップ、関西テレビ放送、産経新聞社ほか主催)の発表会見が15日、大阪市北区の同局で行われた。スペシャルサポーターに就任したお笑いタレント、ゆりやんレトリィバァ(32)は、会見場で繰り広げられたパフォーマーの実演に、銀色ピッチピチ衣装を着た〝ゆりグリア〟劇場で対抗。5年ぶりの大阪公演を笑いで盛り上げた。
メインキャラクターのミスター・フルールらが演目「フラフープ」を披露して始まった大阪公演記者発表。本作で日本公演応援10作目となるスペシャルサポーターのタレント、小倉智昭(75)は取材陣に「驚いている方もいますが、本番はこんなもんじゃないですよ」と熱く語った。
が、実演以上に登壇時からインパクト絶大だったのは〝銀ピカ・ピッチピチ〟のゆりやんだ。
「スペシャルサポーター、ゆりグリア! 急きょ、関西テレビの衣装さんに『アレグリア』完全再現で作っていただきました」
「再現してないだろ」とあきれる小倉に「ポスターに同じ格好の人がいます。すべての演目を意識して作っていただきました」と開き直った。
その後、再び演目「バンキン from アクロ・ポール」が披露されると、「私たちもこのメンバーでできるアクロバットを」と、小倉やGENERATIONS from EXILE TRIBEの片寄涼太(28)、中務裕太(30)、AKB48の本田仁美(21)らスペシャルサポーター陣に共闘を呼びかけた。
これは、大阪・茨木市出身の中務に「巻き込まんといてください」と関西弁で拒否され、小倉にも「勝手にやってよ」と苦笑されてしまった。
しかし、めげないゆりグリアは、パフォーマーがグイと胸を突き出して客席に見栄を切る「空中ブランコが終わったとき、全員がやるポーズ」をやってみると、「みんなでやってみませんか。せ~の!」と声かけ。それならと小倉らも応じ、大物キャスターと吉本芸人、EXILE、AKBの越境パフォーマンスで「アレグリア」をPRした。
「1994年にスタートし、2019年に25周年を記念して生まれ変わった『アレグリア』。コロナのせいで日本上陸が遅れたけど、待った甲斐がありました」と小倉。
ゆりグリアも「人生が変わる体験をしてもらえると思います。来てグリア~!」と絶叫した。
◆…今回、初めてスペシャルサポーターに就任したGENERATIONS from EXILE TRIBEの片寄、中務、数原龍友(30)。
「『アレグリア』の始まった1994年は自分の生まれ年。思い入れも深まった」と片寄。東京公演を見たパフォーマーの中務は「スゴ過ぎて『自分もやってる』っていうのが恥ずかしくなる。挑戦する気にもなれない」と感じ入った。
見どころを聞かれた数原は、「ミスター・フルールが物語のキーマン。途中で『それ、できるんや』ってことをやる」と明かすと、ゆりグリアを意識して「あとはステージで(見て)。あんまり言うと、やばグリアなんで」と笑わせた。