父の遺体を約2カ月放置か、姉弟を逮捕 警視庁

産経ニュース
警視庁=東京都千代田区
警視庁=東京都千代田区

父とみられる男性の遺体を自宅に放置したとして、警視庁西新井署は死体遺棄の疑いで、東京都足立区梅田、無職、城富佐江(ふさえ)容疑者(51)と、同居する弟の職業不詳、秀雄容疑者(49)を逮捕した。

逮捕容疑は3月下旬ごろから今月11日、父とみられる男性の遺体を自宅マンション居室で放置したとしている。

調べに対し、富佐江容疑者は「葬儀代を工面できなかった。父の年金で生活していたので通報できなかった」と容疑を認め、秀雄容疑者は「亡くなったかもしれないとは思ったが、面倒を見てきた姉が何も言ってこなかった。放置した認識はない」と容疑を一部否認している。

西新井署によると容疑者らは80代の父と3人暮らしだった。父は糖尿病で2月まで入院しており、3月下旬に自宅居室で亡くなったとみられる。発見された遺体は布団の上であおむけの状態だった。家賃が3カ月分滞納されていたことから、11日午後に西新井署員と管理会社の社員が現場に入ったところ、容疑者らが遺体の放置を明らかにしたという。

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