京都府舞鶴市内にある有名スポットなどのロゴマークキーホルダーが手に入るカプセルトイ「まいづるがちゃ」が今月、同市北吸の観光施設「舞鶴赤れんがパーク」に登場した。
企画したのは、施設を管理運営するアパレル会社の「ウッディーハウス」(同市)。同社によると、話題作りなどが目的で、舞鶴の〝ご当地ガチャ〟は今回が初めて。担当者は「舞鶴を知ってもらったり、周遊してもらったりするきっかけになれば」と話している。
キーホルダーは、どれも舞鶴市民にはおなじみのもので、市のキャッチコピー「ヅルいい!舞鶴」や、農業公園「舞鶴ふるるファーム」、ショッピングセンター「らぽーる」、国登録有形文化財の銭湯「若の湯」、海上自衛隊舞鶴地方隊のロゴマークに、非公表の「シークレット」を加えた計6種類。
1回300円。高齢者にも人気があり、「お気に入りのキーホルダーを目当てに何回も購入する人もいる」(同担当者)という。
大型連休中の今月3~5日の来場者は延べ約4万5千人で、そのうち75%程度が市外から訪れた観光客だった。同社は「観光客を含め、もっといろいろな人たちに楽しんでもらいたい」と、第2、3弾の「まいづるがちゃ」を計画中だ。