ジャニーズ事務所のジャニー喜多川前社長から性被害を受けたとする元ジャニーズJr.の男性の告発を受け、同事務所に所属するタレントのファン有志の女性らが11日、東京都内で記者会見を開き、加害の検証などを求めて集めた署名約1万6千筆を同事務所に郵送したと明らかにした。
ファン有志は、同事務所が告発に対し謝罪などをしていないことを疑問視。4月に「PENLIGHT(ペンライト) ジャニーズ事務所の性加害を明らかにする会」を立ち上げ、オンライン上で署名活動をしていた。
男性の告発を巡り、同事務所は共同通信の取材に「コンプライアンス順守の徹底などを全社一丸となって進める」とコメント。外部専門家が元所属タレントらの相談を受け付ける窓口を設ける方針などを記した文書を取引先に送付している。