米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平は9日、アナハイムでのアストロズ戦に「3番・投手」で投打二刀流で出場。順調に投げていたが、五回に2ランなど3失点を喫した。
投手では無難な立ち上がり。一回、3番アルバレスの時に投球間隔の規定時間オーバーで1ボールを取られて四球、二回には振り逃げで走者、四回には捕手の打撃妨害で出塁させたものの後続を打ち取った。だが、1点を先行して迎えた五回1死から四球を出した後、元女房役の9番マルドナドに2号2ラン、さらに1番から3連打で1点を失った。マウンド上で右手の中指先を気にするシーンが何度も見られ、微妙な制球が狂ったのかもしれない。
打者では昨季17勝の相手先発左腕バルデスに対し、一回2死走者なしの第1打席は二ゴロ。四回1死走者なしの第2打席は中飛。
一回に先頭のデュボンを三振に取って、ベーブ・ルースの持つ100本塁打以上の打者で最多奪三振記録501に並び、その後も三振を奪っていった。
試合は五回を終えて1-3でリードされている。