オードリー・若林正恭と南海キャンディーズ・山里亮太の半生を描いた実話に基づく連続ドラマ「だが、情熱はある」(日本テレビ系)。その第5話が7日、放送される。
若林をKing&Prince・高橋海人、山里をSixTONES・森本慎太郎が演じる話題作。第4話(4月30日放送)で、大学を卒業した山里は芸人活動に本腰を入れるも、和男(清水尋也)と組んだコンビ「足軽エンペラー」の知名度は皆無だった。2人は一発逆転を狙って人気番組「ガチンコ」に出演。ここで優勝を飾るが、芸能界は、テレビに出たからといって簡単に売れる世界ではなかった。
うまくいかないもどかしさから、山里はまたしても独り善がりの暴走を開始。ある日、遅刻した和男が許せず、相方を延々と責め続けた。「和男くんは俺が売れるための道具」。その言葉に堪忍袋の緒が切れた和男は、山里にコンビ解散を宣告。その後、1人になった山里は、ピン芸人「イタリア人」として活動を始めた。その様子を見たマネージャー、高山三希(坂井真紀)は「なにこの死んだような顔でネタしてるヤツ…」とつぶやいた。
一方の若林は、相方の春日俊彰(戸塚純貴)とものまねパブで前説の仕事を始めたが、ものまね目当ての客の前で漫才を披露してもヤジを飛ばされるだけだった。ある日、若林は春日とアメリカンフットボールのものまねを披露。予定では若林が倒れる流れだったが、幼少期に聞いた「負けて帰ってくるな」という父、徳義(光石研)の言葉を思い出した若林にスイッチが入り、「まだ負けてねえだろ!」と言って、倒れることを拒否した。
前説でひたすらぶつかり合い、ステージを降りた2人は、先輩芸人、谷勝太(藤井隆)と対面した。谷は若林を見て「みんな死んじゃえって顔してるね」と言った。