陸上の中長距離で争う「ゴールデンゲームズinのべおか」は4日、宮崎県の延岡市西階陸上競技場で行われ、8月の世界選手権(ブダペスト)の代表選考会を兼ねた男子1万メートルは2016年リオデジャネイロ五輪男子3000メートル障害日本代表の塩尻和也(26)=富士通=が27分46秒82で優勝した。この春、駒大を卒業し、トヨタ自動車デビュー戦となった昨夏の世界選手権日本代表の田沢廉(22)=トヨタ自動車=は27分51秒21で2位だった。27分55秒82の3位には今江勇人(25)=GMO=が入った。
今夏の世界選手権男子1万メートルの参加標準記録は27分10秒00で、現時点でクリアしている日本選手はいない。1万メートルでは今大会3位以内の成績を収め、参加標準記録有効期間内(7月30日)に参加標準記録を突破すると代表内定となる。