西武・山川穂高、カムバック後初安打&初打点「準備ができていた」 右ふくらはぎ痛から復帰2戦目

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ファンにあいさつする西武・山川穂高(撮影・尾崎修二)
ファンにあいさつする西武・山川穂高(撮影・尾崎修二)

(パ・リーグ、西武3-1日本ハム、5回戦、西武3勝2敗、3日、ベルーナD)やはり、この男が打たないと盛り上がらない。西武・山川穂高内野手(31)が右ふくらはぎ痛から復帰2戦目で初安打と初打点を記録した。

「昨日よりはいいですね、確実に。(打席が)回ってきてほしいなという気持ちで準備ができていた。何より杉浦投手の強い真っすぐをはじけたのは一つプラス」

2-1の八回2死一塁から杉浦の148キロの速球を捉えて左中間へ適時二塁打。チームの連敗を3で止める一打となった。

4打数無安打に終わった前日2日はナイター後に室内練習場で居残り練習。一夜明け、1点を追う四回1死一、三塁では三ゴロで全力疾走して、併殺崩れの間に1打点。昨季は2打点差で吉田正尚(現レッドソックス)を振り切って自身初の打点王を獲得しただけに、「(当たりは)ふがいない気持ちはあるけど、打点はああいう積み重ね。減らないものは稼げるうちに稼いだ方が絶対にいい」と振り返った。

復活へのプロローグとなりそうな試合。ただ本人は「やっぱ、ホームランを打ちたいですね。『そのうち、そのうち』と言いつつ、毎試合終わるたびに〝打ちたい〟と思いますね」。39歳のベテラン・中村が打率・343、7本塁打と絶好調で復帰後は6番を打つ中、「今日みたいに中村さんが(完全休養で)出ていないときに代役で4番を打つのは嫌というか、傷つく。中村さんに負けないぐらいに打ったときに改めて」と〝聖域〟の奪取を誓った。(東山貴実)

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