京都府は2日、勤務する京都府庁の女子トイレなどに侵入し女性を盗撮したとして、建造物侵入と府迷惑防止条例違反(卑わいな行為の禁止)罪で起訴された府職員総務課の職員の男(29)について、同日付で懲戒免職処分とした。
府などによると、男は令和3年8月~4年11月、府庁や府立大の女子トイレに計25回以上侵入し、盗撮を繰り返した。個室の扉の下からスマートフォンを差し込み撮影していたという。
府の説明では、男は仕事や家族関係でストレスを感じていた3年夏ごろ、府庁の執務室で勤務していた女性職員の胸元を盗撮。その後行為をエスカレートさせたという。
府の担当者は「誠に遺憾で申し訳ない。公務員の自覚を徹底させたい」と謝罪した。