33歳のオールドルーキーが待望のメジャー初ヒットをマークした!米大リーグ、パイレーツのドリュー・マギー内野手(33)が29日(日本時間30日)、敵地で行われたダブルヘッダー第2試合のナショナルズ戦の七回に代打で登場し、メジャー初安打となる中前打を放った。そのまま守備に就くと、九回の打席には初の長打となる二塁打をマーク。チームは16-1で大勝した。大リーグ公式サイトは「マギー、代打でヒットを放ってメジャー初安打を現実に」との見出しで速報した。
チームが12-0大量リードを奪った七回無死三塁の場面に代打で登場。カウント2-2からスプリットを捉えて中前に運び、待望のメジャー初安打&初打点をマークした。スタンドのファンやダッグアウトから拍手喝采を浴びると、33歳のオールドルーキーは塁上で飛び切りの笑顔を浮かべた。
アリゾナ州フェニックス出身のマギーは、2010年のMLBドラフトでパイレーツから15巡目の指名を受け入団。マイナーでの4494打席を経て23日に初のメジャー昇格。27日(同28日)のドジャース戦でメジャーデビューし、初先発したが4打数無安打に終わった。マギーはこの日、チームから再びマイナー2A降格を告げられたが、ダブルヘッダーで通常より一人多い27選手が登録できることを受けそのままベンチ入りしていた。同サイトは「プロキャリア13年、マイナーでの1154試合を経て、33歳のマギーがこの日、メジャー初安打&初打点を挙げた」と伝えた。同サイトによると敵地にもかかわらず2打席連続で安打を放ったオールドルーキーに対し、スタンドから大きな「マギーコール」が連呼されたという。