勤務先のアルバイトの女子大生に睡眠薬入りの飲料を飲ませ、わいせつな行為をしたとして、警視庁池袋署は、準強制わいせつの疑いで、キャバクラ店員の松宮貴紀容疑者(34)=東京都豊島区池袋本町=を逮捕した。
早期の初動捜査と被害者支援につなげるため、警視庁は薬物を使われたかどうかをその場で簡易鑑定できるキットを全国で初めて開発。女子大生から事件翌日に署に被害相談があった際、このキットを活用した。尿から睡眠薬が検出され、署は迅速な捜査ができたとしている。
逮捕容疑は3月8日午後7~11時ごろ、自宅で10代の女子大生に睡眠薬入りのスポーツ飲料を飲ませ、エステと称してわいせつな行為をしたとしている。「性的欲求を満たすためだった」と容疑を認めている。