反攻控え軍事支援要求　ウクライナ「１０倍必要」

ウクライナのメルニク外務次官は２２日、ロシアの侵攻を今年で終わらせるため、これまでの１０倍の軍事支援が必要だとツイッターに投稿した。ウクライナが大規模な反攻を計画していると伝えられる中、同盟国による支援はなお「十分ではない」と述べ、一層の協力を求めた。

国営通信社ウクルインフォルムは、東部ドネツク州の激戦地バフムト周辺でロシア軍が２２日も攻撃を継続したと報じた。ロイター通信によると、ロシア国防省はバフムトで支配地域を広げたと主張した。

ウクライナ東部ハリコフ州では２２日夜、住宅街にミサイル攻撃があった。地元当局者は、ロシアが地対空ミサイルＳ３００を使用したと述べた。

ウクライナのゼレンスキー大統領は２１日の声明で、前線で活動する新たな部隊を準備していると明らかにした。（共同）