中国へのマーケティング支援を行うENJOY JAPAN(東京都新宿区)は、中国人の海外旅行に関する意識調査を実施した。どの国に旅行したいか尋ねたところ、「日本」(871人)が最多となった。以下「シンガポール」(469人)、「カンボジア」(284人)と続く。
旅行の目的を聞いたところ、53.3%が「買い物」と回答した。購入したい商品を聞いてみると、「化粧品・香水」(49.8%)と「菓子類」(44.8%)が上位を占めた。その他「健康グッズ・トイレタリー」(25%)、「衣類」(19.0%)といった声が寄せられた。
化粧品・香水と回答した人が購入したいブランドを尋ねたところ、「資生堂」(54.1%)が最多となった。以下「コーセー」(39.0%)、「花王」(37.2%)と続く。
同社は「ECで海外製品を購入できる環境は整ってきているが、訪日する際は日本ブランドを購入したい意向は引き続きある」と分析している。
調査は、中国在住の18~49歳1140人を対象にインターネットで実施した。調査期間は3月13~19日。