エンゼルス5-2ヤンキース(18日、ニューヨーク)米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手(28)は「2番・DH」でフル出場し、一回に7戦ぶりとなる先制4号2ランを右中間に放った。ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(30)は試合後、大谷についてコメント。主な一問一答は以下より。
--大谷とのMVP対決は
「エンゼルスとの対戦はいつも楽しいが、特にトラウト、大谷の2人との対戦は楽しい。一回からいきなり2人のアクションをみせられた。大谷の本塁打と直後にトラウトのヒット。パワフルなワンツーパンチだった。シリーズ残り2戦、大谷のプレーを見るのは楽しみだし、良い勝負にしたい」
--大谷が本塁打を打って、自分も1本打ちたいと思っていたか
「そうでもなかったよ(笑)。相手に序盤から得点されたから、こっちも相手の良い投手に対してうまく打って得点していかなといけない、とチーム全体のことを考えていた。きょうは攻撃面で機会はあったが、なかなか得点につなげることができなかった。大谷やトラウトのような選手と対戦するときは、オフェンスではベストを尽くさないといけない」
--大谷とのライバル関係を楽しんでいるか
「僕たちは友達だ、私は大谷の大ファンだ。打席だけでなく、投手としても両方で彼がやることや、戦い方も大好きだ。だからライバルとは言わない。フレンドリーなコンペティション(競争)だね。大谷がやっていること、野球界でやっていることは素晴らしいし、シリーズ残り2試合楽しみだし、僕たちチームが全力で戦わないといけない」
--大谷は今季終了後フリーエージェント(FA)になる予定だが
「楽しみなこと。大谷のような、大リーグでも投打の両方でトップを走る選手、それを合わせた多才な、大谷のような選手がFAになるのは見たことがないから楽しみにしている。大谷がどこに行くか楽しみにしている。彼が…好きだったら(笑)。とにかく楽しみにしている」
--ヤンキースにリクルートしたいか
「ノーノー、まだだ。ロサンゼルスも素晴らしいから、今は遠くから尊敬している」
--去年同様に大谷とジャッジのコラボTシャツが発売されている
「それは最高だね。ファンのためには最高だ。ファンは素晴らしいマッチアップを見るのが大好きだ」