【ニューヨーク14日(日本時間15日)=竹濱江利子通信員】米大リーグ、レッドソックスの吉田正尚外野手(29)が本拠地エンゼルス戦のスタメンを外れた。右太もも裏の張りで12日(同13日)から欠場。15日(同16日)の第2戦にはスタメン復帰見込みで、WBCで世界一を掴んだ侍対決が注目される。この日は3日ぶりに屋外のフリー打撃に参加した。一問一答は以下の通り。
――足の状態?
「悪くはないです」
――今日代打で出場は?
「その予定はしています」
――監督は明日には先発で出場できると話していたが
「その準備はしています」
――大谷とのメジャーの舞台で対戦
「最高の舞台で、メジャーリーグの舞台でプレーできるのは光栄です」
――日本時代、大谷との対戦で覚えていることは
「抑えられたことは覚えています」
――WBCでチームメイトとして戦った
「共に世界一を目指した仲間です」
――大リーグには慣れてきているか
「映像を見たりして打席に立つ準備をしています、あとチームメイトやコーチの話しを聞いたり」
――ここまでは予想通り
「もちろんそんなに簡単に打てるとは思ってなかったので、それを日々、なんとか打てるように心がけて準備しています」
――数日試合に出ていないが、メンタル面など戻った時に向けての準備
「引き続き情報だったり、コミュニケーションをとっていきたい」
◆日本メディア
――足の状態
「日々状態は良くなっています」
――今日はシティコネクトユニホーム、黄色と水色を着るが気分で変わる部分はあるか
「日本でもユニホームはコロコロ変わる、最近は多いですし、ボストンの街を盛り上げようっていう素晴らしい企画というか試み、非常に良いことだと思います」
――ここ数試合のチームをどう見ている
「レイズが開幕13連勝ですごい勢いを感じていましたし、アグレッシブにプレーしているなっていうのはベンチからも感じましたし、プレッシャーがかかるっていうのは試合に出ていなくても感じたので、それは強いチームの証拠なのかなと思いながらみていました」
――大谷との対戦
「一メジャリーガーとしてですし、同じ日本選手としてもそうですけど、誰もが知っているスーパースターだと思いますし。その中でこの舞台で、まだプレーできるかわからないですけどこういう機会があるというのはすごい光栄なことだと思います」
――大谷へのアプローチ
「投球スタイルが日本とはまた違うと思いますし、それもしっかり準備して。なかなか甘い球はこないと思いますので、しっかり弾き返せるようにしたい」
――大谷とWBCで一緒にプレーして、印象に残ったこと
「やっぱりチームを勝たせるというところでは、非常に。みんなそうですけども、それにピッチャーと打者両方でしているわけですから僕らじゃ想像できないことなので」
――打者目線で見た場合大谷をどう攻略するか。
「それは投球スタイルも日本と、イメージとはまた違うので、実際に(打席に)立っていないので分からないですけど、スライダー系の球を多く投げていると思いますし、ただ真っすぐも100マイル近く出ますので、そこはゾーンをしっかり割らないと打てないと思います」
――大谷選手も1年目は苦労したが、WBCで話したりして参考になったことなどは
「まあたぶん彼自身もスタイルを変えてきていると思いますし、自分も日本のスタイルのままできたらいいでしょうけど、それが通用するかしないかっていうのは対応しながら、結局自分にアジャストできるかだと思うので、アジャストするかだと思いますので、それはまた人の意見もそうですけど、自分のものを作っていかないといけないなと思います」
――タイミングの取り方などは変わってきているか
「まあ日々、日本の時もそうだったんで、常にいいものをと思っているので、そこは変わりなくやっています」
――脚のケアは。
「トレーナーさんに任せていますね」
――きのうおとといの打撃練習はしたか
「してました。中で」
――体の動きは
「そうですね、走りの方とかはきょうこっちで(フィールド)確認した感じですね。それ以外はやっていました。」
――あしたは状態を確認しながら。
「そうですね」
――投手大谷のスイーパーは見たか。
「映像では見てました。WBCでもたぶん投げていたと思いますし。すごくスライダーを軸にして投げているのかなっていう印象ですね。それも彼がこっち、MLBで実績を挙げてきている中での自分の中でのたぶん、何かがあると思いますので」
――今日は相手投手はサンドバル選手。出られなくて悔しい気持ちは
「単純に誰が相手でも試合にプレーヤーとして出られないというのは悔しいというのが。そういう気持ちは感じています」