【アナハイム(米カリフォルニア州)12日(日本時間13日)=丹羽政善通信員】11日(同12日)に投打同時出場して2勝目を挙げた米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手(28)はナショナルズ戦に出場しなかった。休養のためで今季12試合目で初の欠場。チームは3―2で競り勝ち、2連勝とした。
開幕から投打にフル回転する大谷は登板翌日のデーゲームで休養を与えられた。13日(同14日)は試合がなく「2連休」となり、14日(同15日)からボストンでのレッドソックス戦を皮切りに始まる17連戦に備える。
「大谷にはリフレッシュしてもらいたい。次の先発登板はこちら(西海岸)の朝8時開始。そういうことも考慮した」とネビン監督。吉田正尚外野手との初対決が注目される17日(同18日午前0時10分開始)のレッドソックス戦は、ボストン・マラソンが開催されるため異例の午前11時10分プレーボールとなる。
ハードな日程も控える。今季最長の17連戦をこなした後、1日の休みを挟んで9連戦。再び1日空いて13連戦を行う。13日(同14日)を除けば、5月末まで休みは3日しかない。
大谷が不在の中、チームは貯金2。元日本ハム監督のトレイ・ヒルマン氏を義父に持ち、今季初先発で2盗塁に1打点と奮闘した外野手のフィリップスは「今日はよくやれたと思う」と笑みを見せた。