投手・大谷、7回無失点で降板 打者でも1安打

産経ニュース
ナショナルズ戦に「3番・投手兼指名打者」で先発し、投球するエンゼルス・大谷=アナハイム(共同)
ナショナルズ戦に「3番・投手兼指名打者」で先発し、投球するエンゼルス・大谷=アナハイム(共同)

米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平は11日、アナハイムでのナショナルズ戦に「3番・投手」で今季3度目の投打二刀流の先発出場。投手では7回を92球、6四死球を出したものの1安打無失点で、2勝目の権利を持って降板した。防御率は0・47まで下がった。

本拠地でのマウンドは今季初めて。立ち上がりは制球にやや苦しみ、2四球を与えたが無失点。二回も先頭を四球で出したものの後続を2三振。四回には初安打の二塁打などで2死二、三塁のピンチを迎えたが内野ゴロに抑えた。

160キロを超える剛速球のフォーシームを投じない一方で、絶妙にコントロールされたスライダーでナショナルズ打線を封じ込んだ。六回にはマウンド上で吠えるシーンも見られた。

本塁打こそ出ていないものの打撃も好調。四回無死一、二塁での第2打席で詰まりながらも左前打で満塁とチャンスを広げ、レンドンの先制右犠飛を生んだ。一回2死走者なしの第1打席で左飛、女房役オホッピーの4号ソロで2点差とした六回1死一塁での第3打席は見逃し三振。

大谷の投球は3月30日のアスレチックスとの開幕戦こそ勝ち星はつかなかったが、6回無失点、前回4月5日のマリナーズ戦では6回を1失点で今季初勝利を挙げている。

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