駅待合室で死亡の女性は18歳、直前に男性が列車飛び込み

８日午後７時５０分ごろ、名古屋市南区の名古屋鉄道名古屋本線本笠寺駅のホーム待合室で、胸に刃物が刺さった状態で女性が倒れているのが見つかり、約２時間半後に死亡が確認された。駅の同じホームでは直前に年齢不詳の男性が列車と接触して死亡。ホームから列車に飛び込む姿が目撃されており、愛知県警が関連を調べている。

県警は９日、女性の身元が同市中川区の会社員、川村月音さん（１８）と判明したと明らかにした。左胸など３カ所に深い刺し傷があったという。

駅員によると、男性が列車に接触するのをホームにいた別の列車の乗務員が目撃し、待合室のベンチで女性が倒れているのを見つけて１１９番した。駅員は「普段は利用客が少ない駅なので衝撃を受けた」と驚いた様子で語った。

刺し傷3カ所、一部心臓に達する　駅待合室で死亡の18歳女性

駅ホームで刃物刺さった若い女性死亡、直前に男性の人身事故　名古屋