秋田県選挙管理委員会は9日、美郷町で県議選の投票用紙の誤交付があり、誤って投票させたと発表した。県選管によると、転出から3カ月以上が経過し、本来は転出先の大仙市で投票すべき有権者1人が、以前住んでいた美郷町の投票所を訪れた。県議選の選挙区はいずれも同じ。用紙を特定できないため、有効票として扱う。
美郷町選管が有権者に対し、県内在住との証明書があれば同町で投票できるとの誤った通知を行った上に、投票所でも確認が不足していた。