8日午後7時40分ごろ、沖縄県宮古島市伊良部島北東の三角点付近の海上で、自衛隊から「人のようなものが浮いている」と119番通報があった。市消防が詳細を確認している。
現場周辺では、6日午後に陸自幹部ら10人が搭乗するヘリが消息を絶つ事故が起きており、自衛隊や海保による捜索が続いている。伊良部島は宮古島の西方に位置している。
海上保安庁関係者によると、現場は「イグアナ岩」と呼ばれる断崖で、崖下50メートルほどの海上に何かが浮いているのが見えるという。すでに陸上自衛隊や海保、消防が到着しているが、陸上からは接近できない状況が続いている。
また、現場海域はサンゴ礁が広がっているため巡視船でも近づけず、海保がヘリコプターで接近して状況を確認する方針。
陸自ヘリ、激しく海面衝突か 不明前2分間で急変 宮古島、10人捜索続行