5日午前8時半ごろ、千葉県いすみ市の太東海水浴場から同県一宮町の釣ケ崎海岸にかけ、5頭のイルカが打ち上げられ、死んでいるのを町職員らが発見した。同海岸付近に打ち上げられたイルカを確認したのは3日連続。自治体によると、これまでに14頭が死んだ。
いずれもカズハゴンドウで成体とみられる。見つかったイルカの死骸は、6頭を国立科学博物館が研究目的で引き取り、5頭が埋められた。突堤にいた3頭は回収が難しく放置されたままで、町などが対応を検討する。