政府は5日、交通安全に関する閣僚会議を首相官邸で開き、小学校の通学路の緊急点検で判明した危険な7万6404カ所のうち、令和4年12月末時点で6万1637カ所の安全対策が完了したと公表した。80・7%に当たる。岸田文雄首相は会議に出席し、5年度末までに全ての通学路の危険箇所で安全対策を終えるよう指示した。
首相は「多くの学校で新学期が始まる。子供の命を守るべく、こども家庭庁が司令塔となり、関係省庁で万全を期してほしい」と述べた。