食を通じて人とのつながりを描く人間ドラマ「僕らの食卓」が6日、BS-TBSで放送される。原作は、雑誌「ルチル」(幻冬舎コミックス)で連載されていた三田織氏の作品。人と食事をするのが苦手な会社員・穂積豊(犬飼貴丈)がある日、公園で年の離れた兄弟・上田穣(飯島寛騎)と種(前山くうが)に出会い、なぜか「おにぎりの作り方」を教えることに。一緒に食卓を囲むことが増えて、3人は家族のような存在となり、豊と穣の距離も次第に縮まっていく。
eBookJapanのBL読者が選ぶ「BLアワード2018」の第3位に選出され、BLファンに限らず、幅広い層からの支持を集めてきた作品。穂積を演じた犬飼と、上田役の飯島がダブル主演となる本作への思いや役柄、お互いの印象について語った。
犬飼貴丈&飯島寛騎、お互いの印象は?魅力を褒め合う
―今回が本格初共演とのことですが、共演されていかがでしたか?
犬飼「2人でこういう日常系の芝居をしたことはなかったので、新たな雰囲気があって新鮮で楽しかったです。『はじめまして』というわけではなかったので、すごくリラックスしながら撮影に臨むことができました。4、5年前に共演していて、その時は美少年だなというイメージがあったんですけど、ワイルドな感じも出てきて、ますますカッコよくなられているなという印象。穣らしさが出ている感じですね(笑)」
飯島「うれしいです(笑)。年はもちろん重ねていくものだし、今回はちょっと意識してワイルドめ(な雰囲気)に作ったので、そういうところが反映されていたらいいなと思います。犬飼さんとガッツリ話したのは、今回の現場がほぼ初めて。音楽や漫画など、好きなものが似ていることも分かってうれしかったです」