これまで自身がキュンとしたシーンについては、「『付き合う? 付き合わない?』みたいなシーン」と「『プロポーズされてどうする?』」みたいなシーン」と答え、「キスシーンよりも恥ずかしくてドキドキしました。もちろんキスシーンもめちゃくちゃ緊張するんですけど、言葉のやり取りの方が普通に照れちゃいますね。『恥ずかしい! 私、何を言ってるんだろう!』って思う時もあるくらいです」と笑った。
田中圭「『ホントに付き合ってるみたい』と言われうれしい」
コメディーやサスペンスが入り混じる本作の台本について、田中は「笑うところでは笑いますが急にシリアスになったり…その緩急のおかげで1シーン1シーンものすごく集中力を使うんですよ。おかげでヘトヘトになるんですけど、その分毎日充実しています」と話す。
初共演となる高畑との芝居は「ものすごく楽しい」とし、初日から「すごいな!」とうならされたという。一方で、彼女に「かっこいい」と言われたときは照れてしまい、恥ずかしくて目も見られなかったこともあったが、「クランクインして僕の人見知りがなくなってきて(笑)、虎松という役も入ってきたので、今はもっと純粋に彼女とのお芝居を楽しめています」と笑う。
桜の咲き具合で少し後ろ倒しになったこの日のキスシーン撮影については「本当だったらクランクインしてすぐくらいのタイミングで撮る予定だったので、ホントによかったなと思っていて! 最初の方だったら、緊張と照れで、きっと無理でした」と振り返る。キスシーンを撮り終えた時、プロデューサーから「ホントに付き合ってるみたいに見えてドキドキしちゃったよ~」と言われたことがうれしかったと明かし、「『リアルに嘘のない瞬間をひとつひとつ積み重ねていこう』という、このチームのこの現場で、そう言ってもらえたことが、ちょっと自信になりました」と語った。