NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」の番組公式ツイッターが31日、更新され、ヒロイン梅津舞(福原遥)の航空学校時代の同期5人のオフショットが公開された。視聴者はSnow Man・目黒蓮が演じた柏木弘明の「左手」に注目。彼の「現在」が話題になった。
舞のフライトを見守った柏木ら航空学校の同期たち
大阪府東大阪市と長崎県の五島列島などを舞台に、主人公の梅津舞(福原遥)がさまざまな人たちと出会い、飛ぶ夢に向かっていく姿を描いた「舞いあがれ!」。この日は本編の最終話で、舞が、大学時代の先輩、刈谷博文(高杉真宙)らと実用化を目指して奔走してきた空飛ぶクルマ「かささぎ」が五島列島で運用されることになり、舞がその初飛行のパイロットとして同機を操縦した。同市の喫茶店「ノーサイド」には、大学時代の仲間や航空学校時代の同期も集合。舞のフライトを中継で見守った。
航空学校時代の同期の中には、舞がかつて交際していた柏木の姿もあった。2008年に学校卒業後、国際線のパイロットを目指していた柏木はサンフランシスコに語学留学。帰国後も、航空会社の研修で忙しくし、航空会社への入社までの間、経営危機に瀕していた実家のネジ工場「IWAKURA」を手伝っていた舞とは遠距離恋愛が続いた。
舞は、父、岩倉浩太(高橋克典)の急死で、実家の会社の社長に就任した母、めぐみ(永作博美)を支えるためにパイロットになる夢を諦め、柏木とも別離。第86話(2月3日放送)で、航空学校で柏木と同部屋だった水島祐樹(佐野弘樹)から、柏木が国際線のパイロットとして活躍していることが明かされていた。
27年1月、ノーサイドの前に集まった水島、矢野倫子(山崎紘菜)、中澤真一(濱正悟)、吉田大誠(醍醐虎汰朗)ら同期たち。「柏木大丈夫かな」と心配する水島に中澤は「大丈夫だろ」と答えた。柏木は少し遅れて登場。同期たちと「久しぶり!」「懐かしい!」と言いながらハグやハイタッチを交わした。
柏木も満面の笑みで応え、水島をまじまじと見て「水島、変わんないね」と笑った。その後、柏木は同期らと並んで座り、笑顔で、かささぎのフライト中継映像を見つめた。