NHKは30日、子供向け教育番組「天才てれびくん」(Eテレ)で4月から流れる新しいテーマソングをロックバンドのマカロニえんぴつが担当すると発表した。
楽曲のタイトルは「ネクタリン」で、マカロニえんぴつでボーカル・ギターを担当するはっとりが番組用に書き下ろした。ミュージックビデオは、ダンサーで振付師のyurinasiaさんが振り付けを担当し、23年度後期の連続テレビ小説「ブギウギ」のロゴデザインとオープニングタイトルを手がける映像作家の牧野惇さんが演出する。
マカロニえんぴつは、「天てれキッズだった自分たちにテーマソングの依頼がきたとき、気持ちがエキサイトしました! なにせ僕たち天てれと同い年なんで!!ひとりを除いて(笑)」となじみ深い番組からのオファーに大喜びし、「小さいころに聞いた曲は、大人になってからも要所要所で思い出します。天才てれびくんが長く愛されているように、この曲もいろいろな人に聞いてもらい、長く愛されるとうれしいです」と力を込めた。
番組は、3月30日まで放送された「天才てれびくんhello,」に続く新シリーズのエデュテインメント(教育+エンターテインメント)。17人の「てれび戦士」と呼ばれる子供たちが、自然豊かな異世界「ジオワールド」の住人「ジオビー」や「ジオノコ」と協力しながら、ジオワールドのシンボル「キョボの木」を復活させるため、ドラマ・ドキュメンタリー・バラエティー・ゲームなど、さまざまなことに挑戦する姿を描く。
お笑いコンビ、ティモンディの前田裕太、高岸宏行の2人がジオビーに扮してMCを担当。ナレーションは前番組から引き続き声優の木村昴が続投する。