ボクシング

吉野修一郎がスティーブンソン戦に向けて出国 直前まで入国ビザが届かずに冷や汗

サンスポ
渡米した吉野修一郎(左)と椎野大輝トレーナー
渡米した吉野修一郎(左)と椎野大輝トレーナー

プロボクシングWBC世界ライト級4位の吉野修一郎(31)=三迫=が29日、羽田空港発のユナイテッド航空機で合宿地のロサンゼルスへ出発した。4月8日(日本時間9日)に米ニュージャージー州ニューアークで、元世界2階級制覇王者で、同級3位のシャクル・スティーブンソン(25)=米国=とWBC世界同級挑戦者決定戦を闘う。

プロ初の海外での試合に「仕上がりはいい。いつも以上に練習にも気合が入った。世界の吉野をいろんな人に見てもらいたい」と胸を高鳴らせた。3月13日に米国への入国ビザを申請したもののなかなか届かず、この日の午前にようやくビザが付いたパスポートを手にすることができた。冷や汗をかいた吉野は「安心した。このストレスをシャクルにぶちまけようと思う」と気持ちを切り替えていた。

今月の22日と24日には〝仮想スティーブンソン〟として2021年世界選手権ウエルター級優勝の岡沢セオン(27)=INSPA=とスパーリング。「1回目は当てずらかったけど、2回目の方が当たった。シャクル対策として勉強になった」と手応えをつかんだ。「顔はなかなか当たらないと思うので、体をたたきまくって、嫌なことをいっぱいする」と作戦の一端を明かした。

空港には地元の栃木・鹿沼市から後援会のメンバーが駆けつけ、吉野を見送った。ロサンゼルスでメディカルチェックと最終調整を行い、4月3日にニューアーク入りする。プロ戦績は吉野が16戦16勝(12KO)、スティーブンソンが19戦19勝(9KO)。

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