東福岡は常翔学園を退ける 桐蔭学園との決勝は「離されないように」/高校ラグビー

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東福岡SO井上晴生(右端)が敵陣を突破する。後半にはトライを奪った
東福岡SO井上晴生(右端)が敵陣を突破する。後半にはトライを奪った

全国高校選抜ラグビー第4日(29日、準決勝、東福岡58-17常翔学園、埼玉・熊谷ラグビー場)昨季の花園王者・東福岡(福岡)が常翔学園(大阪)を下し、3年連続10度目の決勝に進んだ。

チームのモットーでもある「激しさ」を前面に出し、前半3分のHO田中京也のトライから4連続トライなどで31-0に。前半の終盤から後半初めにかけて、常翔学園に3トライを返されたが、さらに3トライなどを加えて差をつけた。

準々決勝の国学院久我山戦でミスを多発したことで、前夜は3時間のミーティング。SO井上春生は「ミスの一つ一つを細かく分析して、どんな原因があったかを明確にした」という。後半8分にトライも決めた司令塔は、桐蔭学園(神奈川)との31日の決勝に向けて「タイトな試合になる。まずミスをなくして、自分たちのラグビーをしたい」と、再び〝激しさ〟で立ち向かう。

昨年の決勝は新型コロナウイルス感染者が出て、報徳学園(兵庫)に不戦敗で優勝を譲った。2年ぶり7度目の優勝まであと1勝だが、藤田雄一郎監督は「桐蔭学園さんの方が三枚も上手。ただ、準々決勝の組み合わせが決まったところから、桐蔭と当たるところまでという思いはあった。体をぶつけ合ってどうなるか。離されないように食らいつきたい」。花園決勝で2度(東福岡の1勝1分け)、選抜決勝で今回が4度目(これまでは東福岡の3勝)の激突となる好敵手に敬意を表しながら、頂点を見据えた。


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