新十両・藤青雲「夢追いかけて良かった」 コロナ禍で実業団から角界入り

産経ニュース
新十両昇進が決まり、笑顔でポーズをとる藤青雲=29日、エディオンアリーナ大阪
新十両昇進が決まり、笑顔でポーズをとる藤青雲=29日、エディオンアリーナ大阪

日本相撲協会は29日、エディオンアリーナ大阪で大相撲夏場所(5月14日初日、両国国技館)の番付編成会議を開き、明大から実業団を経て入門した藤青雲(25)=本名・東龍輝、熊本県出身、藤島部屋=が新十両昇進を決めた。

実業団を経て角界入りした藤青雲は、入門から2年で十両昇進を果たし、「仕事をしたまま後悔するより、夢を追いかけて関取になれたので良かった」と喜びを語った。

明大卒業後は会社員として工場勤務をしながら相撲に取り組んでいたが、新型コロナウイルス禍により大会などが中止に。「大相撲に入りたい気持ちが大学の頃からあった」。一念発起し、明大OBの山分親方(元幕内武雄山)のいる藤島部屋の門をたたいた。

東幕下二枚目だった春場所、7番相撲で十両の玉正鳳を押し出して勝ち越しを決めた。熊本県出身の25歳は関取として迎える夏場所を「15日間、相撲を取れることが一番楽しみ」と心待ちにしている。師匠の藤島親方(元大関武双山)は「まだ受ける相撲が多く、さばいて勝ってしまうことがある。もっと迫力が出てくるといい」と、更なる成長を期待した。

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