(ウエスタン・リーグ、オリックスー阪神、29日、杉本商事BS)阪神・湯浅京己投手(23)がWBCからチームに合流後、初登板し、1回無失点だった。
「9球でしたけど、収穫はあった。問題なく、違和感もなく投げることができた」
六回にマウンドに上がると、わずか9球で三者凡退に打ち取った。先頭の渡辺大をフォークで三ゴロ、代打・山中を高めの148キロ直球で右飛に料理して2死とし、最後は内藤をこの日最速となる149キロで左飛に仕留めた。
WBCで世界一に貢献し、帰国後は25日にチームに合流。岡田監督から守護神として期待されている右腕は今月31日のシーズン開幕(DeNA戦、京セラ)に向けて、この日の試合で実戦登板し、最終調整を終えた。開幕へ「一切不安はない。しっかり結果を残せるように、いい状態で(開幕に)いけるように」と意気込んだ。
また、先発の大竹耕太郎投手(27)は5回3安打1失点と好投。4月5日の広島戦(マツダ)の登板へ、順調な仕上がりを見せた。