「舞いあがれ!」第124話振り返り&第125話あらすじ
第124話(29日放送)で、20年4月、日本でも緊急事態宣言が出され、貴司の実家のお好み焼き屋「うめづ」は休業。舞が帰宅すると、舞の母で、浩太の後を継ぎIWAKURAの社長を務めるめぐみ(永作博美)は、従業員の出勤を曜日交代制にすると言った。
アビキルでは、刈谷が秋に有人フライトをやると掲げたが、玉本は、元気でいるのが今は何よりも大事だとたしなめた。舞は刈谷に、今自分ができることをやったらいいと言い「一人で焦らないでください」と述べた。
軽度の脳梗塞を患ったことで五島の自宅を離れ、舞たちと一緒に暮らす祖母、才津祥子(高畑淳子)は、新型コロナウィルスで先が見えないなか、日に日に、五島へ帰りたいという気持ちを募らせるようになっていた。めぐみは、IWAKURAの社長業を結城章(葵揚)に任せたら祥子と一緒に五島へ行くと舞に告げた。
貴司は一人パリの夜空を見上げながら、舞たちに会えない寂しさを噛みしめていると、舞の言葉が次々と浮かんできた。そして筆を取り、ロックダウン中のパリで何が起こっているのか、見て聞いて考えたことを随筆として書き始めていた。
貴司は日本へ帰ることにしたが、飛行機のチケットが取れなかった。「家までひとっ飛びで会いにいけたらええのにな」という貴司の言葉に舞は、それを実現するような未来のクルマを思いつき、すぐにスケッチ。それをアビキルで見せると大盛り上がりになり、刈谷は「夢を夢で終わらせる気はない」と力を込めた。
第125話で、貴司がようやくパリから帰宅する。自宅の玄関前で娘の歩(安井姫壱)を遊ばせていた舞は、喜びのあまり貴司にかけより、歩と一緒に抱きしめる。
3カ月後の7月、舞たちは、ネットでアビキルの空飛ぶクルマ開発の詳細を多くの人に見てもらうため、紹介動画用の撮影を行いネット上にアップする。やがてそれを目にした投資家が刈谷に大口の出資を申し出てくる。