「舞いあがれ!」第123話振り返り&第124話あらすじ
第123話(28日放送)で、舞は週末もアビキルを訪れ、空飛ぶクルマの開発をサポートした。舞は屋外飛行試験の申請など事務的な役回りを担当。だが、クリアしなければいけない懸案事項が多く、刈谷たちは、空飛ぶクルマを市場に出すため、安全性や環境適合性で機体設計が国の基準をクリアする型式証明を取得することの難しさを改めて実感した。
舞は、かつて、舞の実家の工場「IWAKURA」に飛行機部品への参入を勧め、亡き父、岩倉浩太(高橋克典)とも一緒に働いたことのある菱崎重工重役の荒金正人(鶴見辰吾)に型式証明取得の協力を依頼。アビキュラ2号を見た荒金は、同市の町工場の技術が結集した機体を前に、ワクワクしていると言い引き受けてくれることになった。
舞の兄、悠人(関ジャニ∞・横山裕)は、舞の幼なじみで交際中の望月久留美(乃木坂46・山下美月)が長崎から一時帰省した際に「一緒に生きていきたい。結婚しよう」とプロポーズした。その後、久留美の父、佳晴(松尾諭)や舞らに結婚することを報告。フライトナースをしている久留美のため、2人は結婚後、長崎で暮らすという。
20年3月、パリにいる貴司は、八木の部屋に籠り、空白のノートと向き合うが、新作が書けないでいた。舞は、スマートフォンのメールで悠人と久留美の結婚を報告。貴司は「おめでとう。僕はもう少しパリにいます」と返した。しかし新型コロナウィルスの感染拡大でパリは都市封鎖(ロックダウン)が行われ、貴司は外出することもできなくなってしまった。
パリがロックダウンになったことを心配する舞は、「早く帰ってきてほしい」とメールに書き込んだが、それを送ることができなかった。
第124話で、貴司は一人夜空を見上げながら、舞たちに会えない寂しさを噛みしめる。
20年4月、日本でも非常事態宣言が出され、貴司の実家のお好み焼き屋「うめづ」は休業。舞が帰宅すると、舞の母で、浩太の後を継ぎIWAKURAの社長を務めるめぐみ(永作博美)は、従業員の出勤を曜日交代制にすると言った。舞はアビキルが翌日の会議で対応策を決めると告げる。