NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」の第123話が28日、放送され、この日描かれた岩倉悠人(関ジャニ∞・横山裕)が家族に結婚を報告するシーンが、岩倉家3人の最後の共演だったことが番組のインスタグラムで報告された。
大阪府東大阪市と長崎県の五島列島などを舞台に、主人公の梅津舞(福原遥)がさまざまな人たちと出会い、飛ぶ夢に向かっていく挫折と再生の物語の「舞いあがれ!」。31日に本編が最終話を迎える。
悠人&久留美が岩倉家に結婚を報告
この日は、横山演じる舞の兄、岩倉悠人が、舞の幼なじみで交際中の望月久留美(乃木坂46・山下美月)にプロポーズ。2人はそれぞれの家族に結婚を伝え、岩倉家では、舞、母のめぐみ(永作博美)、祖母の材津祥子(高畑淳子)、舞の娘、歩(安井姫壱)がリビングで2人を迎えた。
「久留美と結婚します」と改まる悠人に、めぐみらは目を丸くしながらも「おめでとう」と笑顔で祝福。悠人の隣に座る久留美にめぐみは「ありがとう」と述べた。悠人は、今抱えている仕事が落ち着いたら、フライトナースをしている久留美のために2人で長崎県で暮らすと報告。舞が目を潤ませながら「お兄ちゃん、久留美、お幸せに」と伝えると、悠人は照れ臭そうにお茶を飲みつつ、久留美は噛みしめるように「ありがとう」と礼を述べた。
公式SNS「このシーンが最後」
放送後、番組公式インスタグラムは、岩倉家のリビングのセットで撮影されたオフショットを投稿。ダイニングテーブルの席に着きピースサインをする福原と横山の2人の肩に、永作が後ろから手をかけた仲睦まじいスリーショットを公開した。投稿欄には「福原さん、永作さん、横山さんの三人がそろって撮影するのは、このシーンが最後でした。福原さんは思わず涙ぐんでしまったそうです」という説明があった。
コメント欄には、朝ドラ視聴者の感想が続々。「3人の最後の撮影がすてきなシーンで良かったですね!舞ちゃんが『お兄ちゃん』と呼ぶシーンがいつも大好きでした!」「お父ちゃん(浩太=高橋克典)も一緒に写りたかっただろうなぁ~」「どんどん家族が増えて幸せいっぱいの岩倉家 絶対お父ちゃんも天国で喜んでいるでしょうね」「悠人くんが、素直にありがとうって言えるよーになって、ホントによかったなって思いました」「岩倉家のすてきなご縁 放送が終わってもいつまでも続いてほしいです」といった声が寄せられている。