第20回統一地方選の政令市長選が26日告示された。札幌、相模原、静岡、浜松、大阪、広島の6市で計21人が立候補を届け出た。既に選挙戦が始まっている9道府県知事選をはじめ、31日告示の41道府県議選、17政令市議選とともに、4月9日に投開票される。札幌は2030年冬季五輪・パラリンピック招致の是非が争点となる。大阪は平成31年の前回と同じく府知事選との「ダブル選」が始まった。
立候補者21人の内訳は現職3人、新人18人。男性は17人、女性は4人。
現職が政界を引退する大阪は、地域政党「大阪維新の会」の元府議と、自民、立民に近い経済人らの政治団体が立てた元自民市議による「維新対非維新」の構図が軸。飲食店経営、作家、理学療法士の新人3人も出馬した。