NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」の最終週「私たちの翼」(第122~126話)の予告が24日、放送され、ヒロインの元カレ、柏木弘明(Snow Man・目黒蓮)の再登場にファンからの歓喜の声が殺到した。
大阪府東大阪市と長崎県の五島列島などを舞台に、主人公の梅津舞(福原遥)がさまざまな人たちと出会い、飛ぶ夢に向かっていく挫折と再生の物語。31日の放送が本編の最終回になる。
八木、由良、鶴田ら懐かしの面々勢揃い
地元の町工場を横につなげて新しい事業を生み出し活性化させることを目指す会社「こんねくと」を立ち上げた舞は、大学時代に所属した人力飛行機サークル「なにわバードマン」の先輩、刈谷博文(高杉真宙)と玉本淳(細川岳)が興した「空飛ぶ車」を開発する会社「アビキル」と業務提携を結び、資金調達などの支援を開始。一方、舞の夫で歌人の貴司(赤楚衛二)はスランプに陥り、第25週「未来を信じて」(第117~121話)の最終日となったこの日、舞に短歌をやめたいと打ち明けた。舞は夫の苦悩に気づけなかった自身を責めるが、祖母の才津祥子(高畑淳子)は、貴司は優しい子だから見せないように気遣っていたのだろうと述べ、ずっと一緒にいてもわからないこともあると慰めた。
貴司は、自身に古書店「デラシネ」を託した八木巌(又吉直樹)が滞在先のパリから送ってきた絵葉書がきっかけになって、短歌から離れたい思いと、まだ続けたい未練との間で葛藤。八木に会いたいとつぶやく貴司に、舞は、会ってみたら何かが変わるのではないかと背中を押し、2020年1月、貴司はパリへと旅立った。その頃、アビキルは新たな技術者を2人雇用。週末に作業を手伝ってくれるバードマンOBも増え、開発のスピードを加速させた。