産経ニュースが23日、岸田文雄首相がウクライナの首都キーウを電撃訪問した際に渡した支援物資の中身について報じたことをキッカケに、同日、ツイッターで「支援物資」「うまい棒」などのワードがトレンド入りする一幕があった。
21日、NHKで、ポーランド南東部プシェミシルの駅からキーウ行きの列車に乗り込む首相をとらえた映像が流れ、日本政府関係者がうまい棒の段ボール箱を一緒に運び込む様子が映り込んでいた。多くの人たちはその箱に注目。SNSで「(うまい棒は)ゼレンスキー大統領の好物?」「中身は何なんだろう…」などとさまざまな考察を巡らせた。
産経ニュースによると、箱の中身は、首相の地元・広島県の宮島で作られた50センチ大の「しゃもじ」。しかも、ゼレンスキー氏宛てに「必勝」の文字と「岸田文雄」の署名入りで、しゃもじには「敵を召し(飯)取る」という意味があり、験担ぎにも使われているのだという。
これらの報道を受け、SNSには「絶対うまい棒の方が喜ばれたでしょ」「普通にうまい棒っておいしいし、お手軽なスナック菓子として普通に喜ばれたと思う」などの声。「なんで『うまい棒』の箱?」「他に箱なかった?笑」「緩衝材はうまい棒?」などとツッコむ人もいた。一方、首相の考えに賛同する人も少なくなく、「これは伝説のしゃもじ」「粋だな!首相!」という声や「しゃもじにはそんな意味があったのか」という書き込みも見受けられた。