NHK朝ドラ「舞いあがれ!」苦悩する貴司(赤楚衛二)を俵万智さんフォロー「私なんか7、8年あくこともザラ」

イザ!
左から、リュー北條(川島潤哉)、梅津貴司(赤楚衛二)。 「デラシネ」で、3冊目の歌集の執筆が滞っていることについて話す北條と貴司。(C)NHK
左から、リュー北條(川島潤哉)、梅津貴司(赤楚衛二)。 「デラシネ」で、3冊目の歌集の執筆が滞っていることについて話す北條と貴司。(C)NHK

NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」の第120話が23日、放送され、短歌の創作に行き詰り、ふさぎ込むヒロインの夫、梅津貴司(赤楚衛二)を多くの視聴者が心配。そんななか、歌人の俵万智さんがSNSを通じて励ましの言葉を送り、朝ドラファンから反響が寄せられた。

大阪府東大阪市と長崎県の五島列島などを舞台に、ヒロインの舞(福原遥)がさまざまな人たちと出会い、飛ぶ夢に向かっていく挫折と再生の物語。貴司は、子育てに積極的な「イクメン」で、普段は地元の古書店「デラシネ」の店頭に立ちながら、歌人として活動している。デビュー作となった歌集「デラシネの日々」は重版がかかるほどの売れ行きを記録。2冊目の「連星」はそれを超える大ヒットとなった。

歌が詠めないまま1年近く経過

ドラマは現在、第25週「未来を信じて」(117~121話)が放送中で、第117話(20日放送)では、担当編集者のリュー北條(川島潤哉)から3冊目の歌集の出版を促されたものの、あまり筆が進んでいない様子をうかがわせた。第119話(22日放送)でも、「デラシネの日々」を読んで貴司の表現力に感嘆する舞の祖母、才津祥子(高畑淳子)に「もう、こういう歌は詠めません。自分で詠んだ歌やのに、今見たらすごい遠いことみたいに思います」とこぼした。

左から、才津祥子(高畑淳子)、梅津舞(福原遥)、梅津貴司(赤楚衛二)。 岩倉家のリビングで、舞に話があると言う貴司。(C)NHK
左から、才津祥子(高畑淳子)、梅津舞(福原遥)、梅津貴司(赤楚衛二)。 岩倉家のリビングで、舞に話があると言う貴司。(C)NHK

この日は北條がデラシネの貴司を訪ね、3冊目の歌集がなかなかまとまらないことに苦言を呈しつつ、力なく謝る貴司に「梅津先生は、苦しんでこそいい歌を詠む人だ。期待してます」と励ました。そこから1年近く時が過ぎ、2019年1月、貴司は創作のアイデアを書き留めるために使っていたノートを棚の箱にしまい込むと、困ったような表情で舞に「ちょっと話あるんやけど、ええかな?」と話しかけた。舞は、自身が経営する会社「こんねくと」の仕事が忙しく、夫の悩みに気づいていないようだった。

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