大阪府東大阪市と長崎県の五島列島などを舞台に、主人公の梅津舞(福原遥)がさまざまな人たちと出会い、挫折と再生を経験しながら、飛ぶ夢に向かう姿を描くNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(総合など)。第25週「未来を信じて」の第121話が24日、放送される。
「舞いあがれ!」第25週「未来を信じて」振り返り
幼なじみで詩人の貴司(赤楚衛二)と結婚し、2016年8月に元気な女の子を出産した舞。実家の工場「IWAKURA」を退職し、元新聞記者の御園純(山口紗弥加)と、町工場を横につなげて新しい製品を作る新会社「こんねくと」を設立した。
ある日、浪速大時代に所属していた人力飛行機サークル「なにわバードマン」の先輩、刈谷博文(高杉真宙)と玉本淳(細川岳)と再会した舞は、2人がドローンの開発を行う会社「アビキル」を立ち上げ、「空飛ぶクルマ」を作っていることを知った。しかし、計画は順調に進んでおらず、舞たちと業務提携を結び、こんねくとが資金調達などで協力していくことになった。
舞は投資家の兄、岩倉悠人(横山裕)に空飛ぶクルマの開発に乗ってくれそうな投資家について相談。悠人は「ハードウェア開発への投資はハードルが高い」としながらも、何人かを紹介すると約束した。刈谷たちは投資家へのプレゼンのため、資料作りを開始。さらに、なにわバードマンOBで同大の准教授を務める渥美士郎(松尾鯉太郎)も毎週末、この計画に協力することになった。
一方、貴司は3冊目の歌集作りに苦悩。一緒に暮らす舞の祖母、才津祥子(高畑淳子)は貴司の作品に感動したが、貴司はもう、そのような歌は詠めないとつぶやき、自分で詠んだ歌なのにすごく遠くのように思えると胸の内を漏らした。