「舞いあがれ!」第120話振り返り&第121話あらすじ
第120話(23日放送)では、刈谷たちが空飛ぶクルマの開発を急ピッチですすめ、ついに投資家にテストフライトを見せる日を迎えた。
空飛ぶクルマを目の前に投資家たちは「ワクワクする」と興味津々。刈谷は安全性などを説明したうえで、実際に試作品の浮上テストを行った。機体は浮き、上空で安定。きれいに着地をすると、投資家たちから拍手が起こった。刈谷は空飛ぶクルマは交通、物流、経済を変えるとアピール。今日はその第一歩だと力を込めた。その後、2人の投資家が出資を決定。彼らは、周りの投資家も巻き込んでいきたいと舞に話したという。
後日、悠人と舞の友人、望月久留美(山下美月)が岩倉家を訪問。長崎でフライトナースとして働く久留美は近況を報告した。交際中の2人は順調な様子で、悠人と2人になった久留美は会えない時間が多くとも「たまに会えるだけで十分」とほほえんだ。そして悠人は、将来のことも考えているといい、久留美を安心させた。
一方、貴司の短歌の創作は進まずにいた。担当編集者のリュー北條(川島潤哉)に「すいませんでした」と謝罪した。前の歌集から3年が経つが、北條は「梅津先生は苦しんでこそいい歌を詠む人だ」と彼なりのエールを送った。
約1年の月日が流れた19年12月、貴司は舞に深刻な顔で話があると持ちかけた。
第121話で、貴司は、短歌をやめようと思っていることを舞に打ち明ける。舞はその理由を尋ねるが、貴司はどうしてもできないとこぼし、舞と娘の歩(安井姫壱)と一緒にいることが幸せであり、それで十分、だから短歌から離れたいと言う。舞は時間をおいてみてはと提案するが、貴司はもう十分考えたと答える。
その夜、貴司は、自身が営む古書店「デラシネ」に泊まり、舞はひとり台所で考え込む。そこに祥子が現れ、舞をなぐさめる。