英明の寿賀、牽制球直撃も執念の力投 強打の智弁和歌山を撃破

産経ニュース
【英明-智弁和歌山】八回に牽制球が左肘に当たるアクシデントに見舞われたが、続投した英明の寿賀=19日、甲子園(鴨志田拓海撮影)
【英明-智弁和歌山】八回に牽制球が左肘に当たるアクシデントに見舞われたが、続投した英明の寿賀=19日、甲子園(鴨志田拓海撮影)

選抜高校野球大会第2日は19日、甲子園球場で行われ、2回戦で英明(香川)が智弁和歌山に3―2で勝って3回戦に進んだ。3度目の選抜大会での初勝利に香川監督は「逃げてはダメ、思い切って勝負していこうと話していた。粘り強く、攻撃も守りもよくやってくれた」と喜びに浸った。

1-1で迎えた七回、2番手としてマウンドに上がった左腕寿賀(すが)が気迫の投球を披露した。わずか9球で三者凡退に抑えると、直後に味方が2点勝ち越し。しかし、八回に1点差に詰め寄られ、なおも1死二、三塁のピンチでアクシデントに見舞われた。捕手の牽制(けんせい)球が左肘を直撃。痛みでうずくまった。

交代も考えられたが、香川監督の「お前のボールなら打たれない」という言葉に発奮。「逃げ腰にならず、思い切って腕を振って投げた」と、痛みに耐えながらもピンチを脱した。

先発した下村も6回1失点の好投。1年秋に遊撃手から転向した横手投げ右腕は「自分の持ち味を思い切って出そうと思った」。130キロ台の直球と90キロ台の変化球を駆使。身長171センチの小柄なエースは「寿賀や百々(どど)が抑えてくれると信じていたら投げ切れた」と内角を強気に攻め続けた。

九回にマウンドに上がった百々も「気持ちの準備はできていた」と無死二塁を無失点で抑えた。

11安打を浴び、ヒットを打たれなかったのは七回だけ。「本当に粘り強く攻める投球をしてくれた」と投手陣をたたえた香川監督。次戦も強豪の作新学院。百々は「今日のように継投で勝っていきたい」と意気込んだ。(嶋田知加子)

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