俳優、寛一郎(26)が18日、東京都内で行われた初主演舞台「カスパー」(19日~31日、東京芸術劇場シアターイースト)の囲み取材に登場した。
ノーベル文学賞受賞作家、ペーター・ハントケの戯曲。寛一郎は幼少期から約16年間監禁され、突然文明社会に投げ込まれた実在の孤児カスパーを演じる。
舞台初日を控え「やれることはやったのかな」と気合十分。「最初で最後の舞台」と明言しており、「カスパーにほれ込んだ部分があるので終わったらもう舞台はいいかな 再演? 絶対嫌です。やりたくない」と断言し、笑いを誘った。
父で俳優の佐藤浩市(62)からかけられた言葉について聞かれると「『舞台やるの?』って。驚きはありました」と反応を明かし、「(舞台に)来てくれるんじゃないですかね」とほほ笑んだ。