埼玉県内の蔵を含む全国の未来を担う酒蔵が集結し、個性豊かな日本酒などを楽しめるイベント「若手の夜明け2023 SPRING」がJRさいたま新都心駅(さいたま市中央区)近くのけやきひろばで開催され、18日は雨模様にもかかわらず多くの来場者でにぎわった。Cland(東京)主催で19日まで。
清酒を扱う伝統的な酒蔵から、コメに加えて果物やハーブなどで香りや味わいを変える「クラフトサケ」を造る酒蔵まで集まり、来場者は蔵ごとに異なる酒の世界を堪能していた。
埼玉県内からは、「中田屋」(佐藤酒造店、埼玉県越生町)や「帝松」(松岡醸造、埼玉県小川町)が参加。18日に出店した「五十嵐」などを醸造する五十嵐酒造(埼玉県飯能市)の五十嵐正則社長は「絞ってすぐ瓶詰めすることで、フレッシュな味わいが特徴」とアピール。「県内の各蔵元が頑張っており、ぜひいろいろと味わっていただきたい」と埼玉の酒の魅力を訴えた。
開催時間は正午~午後7時で入場は無料だが、日本酒の杯売りは有料で当日券を用意。気に入った酒は一部購入可能だ。ほかに、食べ物やソフトドリンク、グッズも販売する。