一気飲み訴訟で遺族側と近大が和解 再発防止も

産経ニュース
近畿大学
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平成29年12月、近畿大経済学部2年の登森勇斗さん=当時(20)=がテニスサークルの飲み会で一気飲みした後に死亡したのは、参加した学生らが適切な救護措置を取らなかったのが原因として、両親が近大と当時の学生18人に計約1億500万円の損害賠償を求めた大阪地裁の訴訟は17日、両親と近大との間で和解が成立した。

両親側代理人と近大によると、近大が両親に弔意を示し、再発防止に努める内容で和解。和解条項には、①学生に対し飲酒事故防止の教育を行う②周辺の飲食店にも啓発のビラを配る―などを盛り込んだ。

近大はホームページ上で「登森さんの冥福を祈るとともに、学生に自覚ある行動を求めていく」とのコメントを掲載。弔慰金100万円を両親に支払うことも明らかにした。父の正二さん(54)は「啓発活動をどう実施していくのか、今後も継続してうかがっていきたい」と述べた。

当時の学生18人との訴訟は今月31日に判決が予定されている。

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